らんちゅう(ランチュウ)の餌の与え方についてA
らんちゅうを上手に飼育する為に、気をつけておくポイント(要点)はいくつか有りますが、餌の与え方にもいくつかの注意(警戒)点が有ります。
一度に与える餌の量に気をつける他に、餌を与える時間も大切なんです。
水温が低い時間に餌を与えると、消化不良で体調を崩してしまう恐れが有ります。
水温の変化はシーズンによって違うので、その時期に応じた餌の与え方をしましょう。
春と秋は、午前7時半くらいから午後3時くらいの間に与えましょう。
夏は水温が上がりやすいので、午前6時くらいから与えてもオーケーなんです。午後は4時くらい迄が良いでしょう。
ただし、品評会に参加することをかんがえて居るケース、夏場は餌を与える時間を長くした方が良いでしょう。
照明を使い、午後8時くらい迄はらんちゅう(ランチュウ)の動きを活発にしておき、餌は午後6時くらい迄与えます。そうすれば、秋には通常より2、3cmは大きく成長してくれるはずなんです。
冬場は水温が低いので、餌は控えめにします。与えなくても良いなんですが、与えるケースはお昼頃迄にしておきましょう。
餌を与える時は、これらの時間帯を守ることが大切なのなんですが、天候に応じて変えていく事も大切なんですよ。
春や秋は、とくに気温が不安定になりがちなんですね。又、夏は昼間暑くても、夕方に突然雨が降り出すケースが有ります。
いつもより寒いなと感じたり、雨が降り出しそうに感じたりした時は、いつもより水温が低くなって居るケースが多いので、餌の量は控えめにする必要が有ります。
気温の変化を前もって予想して、餌の量を己で調節していくことが大切なんです。
天気が悪くなりそうに感じたら、晴れて暖かい間に餌を十分に与えておきましょう。