らんちゅう(ランチュウ)に良い「青水」について
らんちゅう(ランチュウ)を上手に飼育するには、飼育容器や飼育密度、餌の手法など、多くのポイント(要点)が有りますが、良い「お水」で有ることも大切なポイント(要点)に成ります。
らんちゅうにとって、良いお水とはどんなお水なのでしょう。
無色透明な綺麗な水を想像する人も多いかもしれませんね。なんですがらんちゅう(ランチュウ)にとって良い水とはそのような綺麗な水ではなく、緑色をした「青水」なんです。
青水とは、プランクトンを豊富に含んだお水のことなんです。
餌の食べかすやらんちゅう(ランチュウ)の糞などから発生するアンモニアや硝酸が栄養となり、植物プランクトンが増殖して青水と成ります。
透明の水がだんだんと緑色に変わっていき青水と成りますが、緑茶くらいの綺麗な緑色でさらっとした感じの水が良い青水だと言えます。
良質な青水に居るプランクトンにはたんぱく質やミネラルが豊富に含まれて居るので、らんちゅう(ランチュウ)の良い天然飼料と成ります。
らんちゅう(ランチュウ)の良い成長にとって欠かすことのでき無い青水なんですが、青水の管理の仕方には注意(ちゅうい)(警戒)が必要なんですよ。
とくに気温が上がる夏場は気をつけましょう。
水温が上がると、死んだ植物プランクトンや汚物の腐敗が進み、緑色が濃くなりドロドロした感じの青水になってしまいます。
このような状態になってくると、らんちゅう(ランチュウ)が快適に過ごすことはできなくなり、逆に「ガス病」「気泡病」「尾焼け」など、らんちゅうが病気になってしまうケースが有ります。
夏場は青水の管理に注意(警戒)し、良い状態を保つ為に頻繁に水換えをすることを心がけましょう。